独身の頃、講師をしていた時に、

音やリズムをすぐに掴める子、 練習していく中でだんだん掴んでいく子、時間をかけて丁寧に掴んでいく子など、色んなお子様との出会いがありました。


どのお子さんが優れているということではなく、一人一人の世界観があって、その個々の世界観を大切に伸ばしていってあげたいと思っておりました。


どの方法がその子にとって1番良いのか模索しながらも、精一杯自分なりに努めておりましたが、もっと自分の指導の引き出しを増やしたいと心に秘めておりました。




その後、出産と子育てを経験し、子供達の成長を見ていく中で、未就園児の時期に、ピアノからだけではなく、様々な方向からアプローチしていく音楽教育があるのではないかと思い、リトミック研究センターでリトミックを学び、また知育ピアノ協会にも所属し、現在も学びを続けています。




楽譜を自分で読めるようになるには、音を読むだけではなく、数の概念も必要になります。


色々な角度からアプローチし、拍数を頭と感覚の両方から自然と掴み、リズム感がつき、自分の力で楽譜が読めるようになると、ピアノはどんどん楽しくなります。




その為には、ピアノスタート時期に、大事な土台の部分、根っこの部分を丁寧に育ててあげることがとても重要だと考えています。

プレピアノから自然とピアノコースへ進めるように。



じっくり時間をかけて、自分の頭と指で織りなすことを身につけると、ピアノ以外のことにも繋がるのではないかと思います。




やり抜く力、頑張る気持ち、感じる心、達成感など、様々な感情を経て心豊かに成長していって欲しいと願っています。